陣痛バッグ・入院バッグとは、病院で受診する際に必要な書類や出産で必要な着替えなどを入れたバッグのこと。
名前は知っており、必要だと聞いたことがあるけれど、準備するとなると何を入れたらよいのか悩んでしまう方もいるかもしれません。
今回の記事では、出産に備えて必要な入院バッグ・陣痛バッグについて詳しく解説します。
中身や入れておくと安心なおすすめアイテムを、先輩ママの声を交えて紹介するので、参考にしてみて下さいね。
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出産前に準備したい「陣痛バッグ・入院バッグ」とは?
出産時の入院準備として事前に準備しておきたいバッグは2種類あります。
陣痛から出産までに必要な物を入れる「陣痛バッグ」と、出産後から退院までに必要な物を入れる「入院バッグ」があります。
それぞれ解説していきます。
陣痛バッグ・入院バッグには何を入れる?おすすめアイテムは?
「陣痛バッグ」とは、陣痛がきたとき、破水したときなどに自分ひとりで持って行ける必要最低限の荷物を入れたバッグです。
陣痛バッグの大きさは、出産後にも活用できるマザーズバッグのサイズがおすすめ。
また、「入院バッグ」とは、出産後から退院までの入院生活で必要なものを入れたバッグです。
入院バッグの大きさは、ご家族の方に持ってきてもらうことも多いので、1〜2泊用のスーツケースサイズが便利。
陣痛バッグ・入院バッグは同じでいい?
「陣痛バッグ」と「入院バッグ」は同じにせず分けるのがおすすめです。
分けることで用途別にバッグの中身を整理でき、「陣痛中」「出産後の身体がまだつらい時」など状況に応じて必要なものをサッとを取り出しやすいためです。
分けて準備する際の注意点としては、以下が挙げられます。
- 荷物の入れ間違い
- 陣痛~出産のタイミング、出産後~退院までのタイミング、どちららで必要になるかを事前に考え、入れ間違いがないようにしましょう。
例えば、入院保険証や母子手帳は入院後すぐに使うため、陣痛バッグに入れておきましょう。
- 陣痛~出産のタイミング、出産後~退院までのタイミング、どちららで必要になるかを事前に考え、入れ間違いがないようにしましょう。
- よく使う小物は用途別にまとめておく
- 陣痛中や体のあちこちが痛む産後は、バッグを探るにも一苦労。シャワーグッズ、トイレグッズ良く使う小物はポーチにまとめておくと便利です。
- 大切なものは取り出しやすい場所に入れておく
- 小物を入れるポーチとは別に、大切なものはバッグのポケットを活用し分けて取り出しやすい場所に入れておきましょう。
バッグの下の方に入り込んでしまうと取り出しにくくなってしまいます。
- 小物を入れるポーチとは別に、大切なものはバッグのポケットを活用し分けて取り出しやすい場所に入れておきましょう。
陣痛バッグの代表的なアイテム
陣痛バッグの代表的なアイテムは以下を参考にしてください。
一部のアイテムは病院で用意してくれるところもあるのであらかじめ確認しておきましょう。
- 〈財布〉
- 小銭などの現金があると便利です。
- 〈スマホ・スマホ充電器〉
- 陣痛の間隔を測るためにもスマホや時計が必要になります。
- 〈書類〉
- 母子手帳、健康保険証、診察券、医療診断書等の書類をセットに。今までの診察を確認するためにも必要です。
- 〈バースプラン (あれば)〉
- すでにお医者さんとバースプラン について話し合っているかもしれませんが、出産に立ち会うお医者さんチームがいつでも見ることのできるよう、何枚かコピーもとっておきましょう。
- 〈筆記用具・印鑑〉
- 入院誓約書やバースプラン、出生届などの記載に使います。
- 〈大きめのタオル〉
- シャワーなどに使えるので少し多めに用意しておきましょう。
- 〈フェイスタオル〉
- 出産時は意外と汗をかくもの。汗を拭くために2,3枚必要です。
- 〈パジャマ〉
- 授乳しやすいように前開きタイプがおすすめです。
- 〈バスローブ〉
- 柔らかいバスローブがあると出産時や出産後、病院内での移動に便利です。
- 〈産褥ショーツ〉
- マジックテープでクロッチを開閉できるタイプがおすすめです。
- 〈産褥パッド〉
- 産後の悪露(おろ)対策に必要です。
- 〈靴下〉
- 出産中や入院中は足が冷えることもあるので持っていると安心。
- 〈スリッパやサンダル〉
- 病院を歩くときに簡単に脱ぎ履きしやすいタイプがおすすめです。
- 〈寝やすい枕〉
- 病院の枕が合わない可能性もあるため、使い慣れた枕を持って行っても良いでしょう。
- 〈アイマスクや耳栓〉
- 分娩室は明るく様々なところから声が聞こえます。
陣痛の合間などにアイマスクや耳栓があれば、陣痛の合間に体を休めたり、出産後も眠りやすくなります。
- 〈ビニール袋〉
- 洗濯物など汚れたものを入れておくために使います。
- 〈軽食〉
- 出産は体力勝負。ゼリー飲料やスナック菓子などすぐに食べやすいものを用意しましょう。
- 〈飲み物〉
- 500mlのものが飲みやすくておすすめです。
- 〈ヘアゴムやリップスティック〉
- 髪の毛が長いママはゴムでまとめましょう。また、出産時は唇が乾燥するのでリップスティックを持っていくのがおすすめ。
- 〈ペットボトルストロー〉
- 陣痛中や産後、痛くて動けない時にも簡単に水分補給できるよう用意しておくと便利です。
- 〈うちわ、スプレーやハンカチ〉
- 出産時に暑くなったら、パパにうちわで仰いでもらったり、顔や首に水をスプレーしてもらうこともあるので用意しておきましょう。
- 〈カイロ・テニスボールなど〉
- 陣痛時の痛みを和らげるグッズがあると安心。陣痛時にテニスボールで背中を押したり、カイロで温めると痛みが和らぎます。
- 〈ウェットティッシュ、除菌スプレー、マスク〉
- 陣痛の途中に汗を拭く時などに便利です。
- 〈リラックスできるもの〉
- 出産前に少しでもリラックスできるよう、本や映画、好きな音楽をスマホなどにDLしておくと安心です。
入院バッグの代表的なアイテム
入院バッグの代表的なアイテムは以下です。必要に応じて数を調整しましょう。
- 〈着替えのパジャマ〉
- 2〜3枚
授乳ができる前開きのものが便利。
悪露で汚れることも見越して2~3枚用意しましょう。
- 〈授乳ブラジャー〉
- 2〜3枚
締め付けが少なく、すぐ授乳できる前開きタイプがおすすめです。
- 〈母乳パッド〉
- 1パック
授乳時でなくても、母乳の分泌が多いママだと溢れ出てきてしまうことも。母乳パッドで吸収すればパジャマも汚れず安心です。
- 〈予備の産褥ショーツ〉
- 2〜3枚
悪露で汚れることも想定して、2〜3枚用意しておきましょう。
- 〈予備の産褥パッド〉
- 1パック
産後の悪露は予想以上に続くもの。産院で購入できる場合もありますが、割高になるので予備を用意することをおすすめします。。
- 〈バスグッズ〉
- 産後、2〜3日でシャワーがOKになります(帝王切開の場合、3〜6日)。
使い慣れたシャンプーやコンディショナーを持参しましょう。
洗顔料や歯ブラシなども忘れずに。
- 〈バスタオル・フェイスタオル〉
- 3〜4枚
顔や体を拭くだけでなく、赤ちゃんのおむつ替えの時にひいたり、ミルクの吐き戻しを拭いたりと、様々使えます。
- 〈骨盤ベルト〉
- 1枚
産後の緩んだ骨盤を元に戻すために必要な骨盤ベルト。
産院でOKが出てから使用するようにしましょう。
- 〈衣類〉
- 複数枚
病院で着る着心地のいい服を数枚、病院から自宅に戻る時の服を1枚持っていきましょう。
ワンピースやウエストがゴムになっているものなどゆったりとした服を選びましょう。
- 〈羽織もの〉
- 1枚
暑い季節でもエアコンで冷えることも。パジャマの上にさっと羽織れるものを用意しておきましょう。
- 〈着圧ソックス〉
- 1〜2足
産後、意外と気になるのが足のむくみ。着圧ソックスでむくみを解消。
- 〈靴下〉
- 2足
- 〈赤ちゃんの退院着〉
- 1枚
ベビードレス、肌着、おくるみなどを入れておきましょう。
- 〈洗浄綿〉
- 1箱
産後の悪露を拭き取ったり、授乳前に乳首を拭いたりするのに使用します。
- 〈乳首クリーム〉
- 授乳を始めてから数日間、乳首が痛むことがあります。
乳頭を保護するクリームで、新生児が口にしても安全な成分です。
- 〈メガネやコンタクトレンズ〉
- コンタクトレンズ洗浄液やケースも忘れないようにしましょう。
陣痛バッグ・入院バッグを選ぶポイントは?
<先輩ママの体験談>
先輩ママは陣痛バッグと入院バッグをどのようなポイントで選んだのでしょうか。
実際の体験談からみる、バッグ選びのポイントを紹介します。
軽くて容量がたくさんはいるもの
陣痛バッグは自分一人でバッグを持って病院に向かう可能性も考え、軽くて大容量なものを選びましょう。
また、入院バッグはとにかくたくさん入るものを。
どうしても荷物が多くなってしまうため、いくつもバッグを持たないで済むようなサイズのものだと良いでしょう。
洗えるもの
陣痛バッグも入院バッグも、病院の床に置かれることもあり得ます。
洗えるものだと清潔に使えておすすめ。
ジップ付きのもの
陣痛バッグも入院バッグも、自分ではなく助産師さんが持ってくれたり、部屋移動で目が行き届かなくなったりと管理しきれないことも。
中身が見えないようジップが閉まるものだと安心です。
「陣痛バッグ・入院バッグ」はいつ準備する?
余裕を持って、妊娠7ヶ月くらいから準備を始め、できれば36週目(臨月)までには終わらせておきましょう。
出産は予想外の出来事も多く、予定日が決まっていても必ずしもその日に生まれてくるとは限りません。
突然の陣痛や破水で急に出産となる他、妊婦健診で急遽入院をすすめられる可能性もあります。
必要な荷物は陣痛バッグ、入院バッグにそれぞれまとめ、いつ持ち出しても良いように準備しておくと良いでしょう。急な入院に備えて、家族とバッグを準備していることについて事前に共有しておくと安心です。
q bag paris(キューバッグ パリ)のおすすめ陣痛バッグ・入院バッグ
q bag paris(キューバッグ パリ)は、フランスのカラーにインスピレーションを受けたパリのデザインチームによるクリエイションから生まれたバッグブランドです。
洗練された「軽くて、洗えて、大容量」なデザインと豊富なカラーラインナップが特長で、ウェットスーツと同じネオプレーン素材、透けない新メッシュ素材などを用いた画期的なアイテムはファッション性や遊び心たっぷりなのに軽量で耐久性に優れ機能性も抜群。
中には洗濯機でのお洗濯OKのバッグもあり、手軽に洗えて、明るい色でも汚れの心配がないので、陣痛バッグ・入院バッグとしても、退院後はマザーズバッグ・ペアレンツバッグとしても大活躍すること間違いなしです。
中でもおすすめのアイテムを紹介します。
nest zip L(ネスト ジップ エル)
ブランドで一番人気のアイテム。 500mlペットボトルよりも軽くわずか約481gで、容量は25ℓとたっぷり。 ジップ付きなので中身が見える心配もありません。
nest zip M l'arc(ネスト ジップ エム ラルク)
nest zip Lに次ぐ人気のMサイズのバッグ。
nest zip L同様500mlペットボトルよりも軽く約470gながら、容量はしっかり20ℓあるため必要な荷物をきちんと入れることができます。
ジップ付きなので中身が見える心配もなし。
マーブルカラーの「ラルク」シリーズは気分が明るくなるような明るく繊細な色使いが特長です。
q bag zip L(キューバッグ ジップ エル)
ブランド開始当初から愛されるロングセラーアイテム。
軽さは約800gをキープしつつ容量は24ℓあり、荷物が多めでも安心です。
ほかの2アイテム同様ジップ付きなので中身が見える心配もなく、大人っぽくシックなカラーラインナップがおしゃれです。
陣痛・入院バッグをしっかりと準備して出産に備えよう
出産という大仕事においては、初めてのママはもちろん、そうではないママにも緊張・不安はあるもの。
陣痛バッグや入院バッグを事前にしっかり準備して、陣痛が始まってから出産、退院までを少しでも快適に過ごせるよう万全の準備をしておきましょう。
また、q bag paris(キューバッグ パリ)では軽くて、洗えて、大容量なバッグを多数取り揃えています。
陣痛バッグ・入院バッグにもぴったりで、出産後はマザーズバッグ・ペアレンツバッグとしても大活躍します。
気持ちが明るくなるカラーもたくさん取り揃えていますので、自分に合ったバッグを準備して、出産に備えてくださいね。