毎日の買い物やお出かけ用バッグを綺麗に保ちたいけど、洋服とは異なりどう洗えばよいのかよくわからない…という方は多いのではないでしょうか。
お気に入りのバッグは思わぬところで汚れがついてしまったり、日々使ううちに黒ずみやくすみが気になってくることもあるもの。
今回の記事ではバッグの洗い方とその注意点、さらにお手入れ方法までを素材別に詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
index
バッグやカバンの洗い方
【素材別】
ナイロンや皮、綿、ウール…一口にバッグと言ってもその素材はさまざまで、洗い方も異なります。
まずはバッグの洗い方を素材別にみていきましょう。
ナイロン
「洗面器に水を張り、中性洗剤を少量入れてかき混ぜ、洗浄液を作ります。
ファスナーはすべて開け、洗浄液につけて30分ほど放置します。
浮いた汚れをやさしくもみ洗いして落とし、気になる部分だけ歯ブラシなどでこすり洗いします。
洗い終えたら、泡が出なくなるまできれいな水で2〜3回すすぎます。 タオルで包み込み、水気を取ります。
ファスナーを開けたまま、逆さ向きにつるして干します。
革
革素材は水や洗剤に弱いため、水洗いは避けましょう。
汚れが気になるときは、専用のクリーナーを布やタオルにつけてやさしく拭いてください。
汚れを拭き取った後は、ストッキングなどの柔らかい布で磨くとツヤが出ます。
綿
洗面器に水を張り、少量のおしゃれ着用中性洗剤を入れて洗浄液を作ります。
バッグを洗浄液に入れ、押し洗いしてください。もんだりこすったりすると生地を傷めるのでNGです。
洗った後は、きれいな水で2〜3回すすいでください。
すすぎ残しは変色の原因になるので、泡が出なくなるまですすぎましょう。
水気を切ったらバスタオルで包み、水分を取りましょう。
シワをよく伸ばし、逆さ向きにつるして干します。
ウール
洗面器に水を張り、中性洗剤を少量入れてかき混ぜ、洗浄液を作ります。
押し洗いで洗うか、15分ほどつけ置きしてから前後左右にゆすり洗いします。
きれいな水に入れ替えて2〜3回すすぎます。
タオルで包み込んで水を切ります。デリケートな素材なので、強く押しすぎないようにしてください。
風通しのよい日陰に、つるさず平干ししてください。
ニットを干すときの平干しネットがあると便利です。
合皮
人工素材の合皮は、天然皮革ほど水に弱いわけではありませんが湿度に弱く、加水分解して傷んでいくため、水洗いは避けた方がよいでしょう。
汚れが気になるときは、まず表面のホコリや汚れをブラシで落とします。
次に、おしゃれ着用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸した布で、軽くたたくようにパッティングしてください。
最後に乾いた布で水分を取り、陰干しして乾かします。
カゴ
型崩れするため、手洗いや洗濯機での洗濯は不向きです。
まずは目の細かいブラシでブラッシングし、網目に入ったホコリなどを取り除きましょう。
カゴのバッグは汚れが染み込みにくいため、軽い汚れであれば布で水拭きするだけで落とすことができます。
汚れが目立つときは、おしゃれ着用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に布を浸し、気になる部分にトントンとなじませながら汚れを取り除きます。
水でぬらして固く絞った布で洗剤成分を拭き取り、風通しのよい場所で陰干ししましょう。
バッグやカバンは洗濯機で洗える？
バッグやカバンも洗濯機で洗えたら楽なのに、と思う方もいることでしょう。
綿素材のバッグであれば、洗濯機で洗うことも可能です。
ただし、シワや色落ちが目立つおそれがあるため、気になるものは手洗いしてください。
また、洗濯機での脱水は型崩れの原因になりますので、すすぎが終わったら手洗いのときと同じようにバスタオルに包んで水気を取りましょう。
バッグやカバンを洗う時の注意点
バッグを洗う時には、洗い方以外にも押さえておきたい注意点があります。
洗う前にしっかりとチェックしておきましょう。
付属品は外す
洗濯の際、金具部品がバッグの破損や劣化の原因になることもあります。
取り外せるものはできるだけ外しておいてください。
取り外せない場合は、ビニールで保護してから洗いましょう。
洗濯ネットに入れる
洗濯機で洗うときは、カバンやバッグのサイズに合った洗濯ネットに入れて洗いましょう。
洗濯ネットに入れることで、型崩れやシワ、色移りを防ぐことができます。
手洗いコース/おしゃれ着洗いコースがおすすめ、脱水しない
洗濯するときは、おしゃれ着洗いコースやドライコースなど、優しく弱水流で洗えるコースを選択してください。
また、洗濯機で洗った場合でも、脱水はしないようにしましょう。
早く水気を取り除ける反面、型崩れやシワの原因になってしまいます。
手洗いしたときと同じように、バスタオルを使って水気を拭き取りましょう。
中性洗剤を使用する
一般的な洗濯洗剤は洗浄力が強いため、カバンやバッグを洗うと色落ちしたり生地を傷めたりする場合もあります。
デリケートな衣類を洗濯するときに使うおしゃれ着用中性洗剤を使うと安心です。
洗ったバッグやカバンを干す時の注意点
バッグを洗ったら、干し方にも気を付けましょう。
押さえておきたい注意点を解説します。
2つのハンガーを使って干す
おすすめの干し方は、ハンガーを2つ使って干す方法。
それぞれのハンガーの柄の部分に持ち手をかけて広げて干してあげると、中までしっかり乾きます。
乾く前にシワを伸ばして干す
洗濯機で洗ってそのまま干してしまうと、バッグにシワがついた状態で乾いてしまうので要注意。
洗濯機から出したら、手でパンパンと叩き、大きなシワを伸ばしてから干すようにしてください。
キャンバス地のトートバッグは特にシワになりやすいので注意が必要です。
風通しの良い日陰で干す
バッグを外で干すときには陰干しがおすすめです。
日が当たっているところで長時間乾かすと、バッグの繊維が傷んだり変色してしまったりする可能性があるので、気をつけましょう。
プリントにもダメージが発生することもあるので、プリントがついているバッグは必ず裏返して陰干しでしっかりと乾かしてください。
「洗ったバッグやカバンのお手入れ&保管方法
きちんと洗って干したバッグは、定期的なお手入れや適切な保管をして傷まないように心がけたいですね。
次に、バッグやカバンのお手入れ＆保管方法を解説します。
防水スプレーをかけておく
雨水や汚れを弾く効果を高めるため、前もって防水スプレーをバッグに吹きかけておくと良いでしょう。
必ず説明書に沿って、バッグが乾いているときにかけてください。
雨に濡れたらすぐ乾かす
万が一雨などに濡れてしまったら、中身をすべて取り出して風通しの良い所で干しましょう。
濡れたままにしておくと、汚れやシミ、黄ばみができてしまう恐れがあります。
湿気対策をして保管する
使わないバッグをクローゼットに保管する時は、湿気に注意しましょう。
湿気が高いところに長期間保存すると、黄ばみやカビができてしまうことがあります。
湿気取りグッズや除湿器を置くなどし、湿気対策をしっかりしましょう。
「q bag paris」のおすすめの洗えるバッグ
「q bag paris（キューバッグ パリ）は、パリのデザインチームによるクリエイションから生まれたバッグブランドです。
フランスのカラーにインスピレーションを受けた豊富なカラー展開と洗練された「軽くて、洗えて、大容量」なデザインが特長で、ファッション性や遊び心たっぷりなのに軽量で耐久性に優れ機能性も抜群。
手軽に洗えて明るい色でも汚れの心配がないので、デイリーユースはもちろん、アウトドアや旅行先にも連れて行っていただけます。
中でもおすすめのバッグを紹介します。
nest zip L(ネスト ジップ エル)
ネスト ジップ L のアンニュイ
ブランドを代表する、一番人気の大容量バッグ。
底板を外して洗濯ネットに入れれば洗濯機で丸洗いができます。
汚れを落とした後はシワを伸ばし陰干しするだけで常に清潔な状態を保つことができます。
tricotte(トリコット)
トリコットのノアール
ニット素材の洗えるバッグ。
ニット素材ですが、高強度で編み込んでいるため、洗濯ネットに入れれば洗濯機で洗うことができます。
汚れを落とした後はシワを伸ばし、バッグの形状を整えて陰干しすれば自立したニットバッグとして使い続けることができます。
専用洗濯ネットも
q bag paris オリジナル洗濯ネット
洗濯機で洗えるバッグも豊富に取り扱っているq bag parisでは、専用の洗濯ネットも販売しています。
柔らかくきめ細かい、縫製・細部にまでこだわったネットは 大きなバッグも余裕で入り、大切なバッグをラクラク洗うことができます。
バッグの洗い方を素材別にマスターし、 定期的なお手入れを。
バッグの洗い方は、素材によってさまざま。洗うときだけではなく、干すとき、そして普段のお手入れや保管方法にもポイントがあります。
適切な方法でバッグを洗って清潔に保ち、お気に入りのバッグを長く愛用してくださいね。
