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パリのクリスマスの雰囲気

フランス語で「クリスマス」は「Noël(ノエル)」。
日本でもクリスマスによく食べれられるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」のノエルです。
11月中旬から、パリはクリスマスの準備がスタートします。
街中には少しづつイルミネーションの光が灯りはじめ、ブティックのショーウィンドウもクリスマス仕様に。花屋さんにはクリスマスツリーに使うもみの木が並びます。
クリスマス・マーケット(フランス語でMarché de Noël(マルシェ・ド・ノエル)も続々とオープンし、ホットチョコレートやホットワインの香りが鼻をくすぐります。
パリでのクリスマスの過ごし方

パリに限らず、フランスのクリスマスは、家族や親戚が集まって過ごす、日本で言うお正月のような大切な日。
日本ではクリスマスは恋人と・年末年始は家族や親戚と過ごすのが一般的ですが、フランスではその逆です。
クリスマスには実家などに帰省してゆっくり過ごし、その後年越しは恋人や友人とにぎやかに過ごすのが典型的なパターン。
クリスマスギフトを交換したり、クリスマス料理を味わったりします。
もちろん、クリスマスマーケットやイルミネーションスポットを訪れて、ホリデーシーズンならではの雰囲気を楽しむのも良いでしょう。
パリでクリスマスのショッピングをする
クリスマスシーズンにパリにいるのであれば、ショッピングは欠かせません。
一年間頑張った自分に、大切な人に、クリスマスギフトを選んでみてはいかがでしょうか。
パリとその近郊でショッピングに最適のスポットを紹介します。
Galeries Lafayette Haussmann(ギャラリー・ラファイエット・オスマン)

2024年に創業130周年を迎えたばかりのパリの老舗百貨店、「Galeries Lafayette(ギャラリーラファイエット)」。
オスマン本店・本館のクーポール(丸天井)の息を吞むような美しさから、1年を通じて有名な観光スポットの一つとなっていますが、クリスマスシーズンになると天井から毎年異なるコンセプトでつくられたツリーが吊り下げられ、より一層華やかさが増します。
ショーウインドウのデコレーションとあわせて、毎年地元パリジャン・パリジェンヌの間でも話題になり、多くの人がクリスマスギフトを探しに訪れます。
La Vallée Village(ラ・ヴァレ・ヴィラージュ)
「ラ・ヴァレ・ヴィラージュ」は、パリ中心部から1時間以内・日帰りでサクッと行けるアウトレットモールです。
2000年にオープンし、フランスを中心とした世界中の高級ブランドからパリジェンヌ御用達ブランドまでが集まっています。
さまざまなファッションアイテムがお得なプライスで手に入るので、ショッピング好きにはおすすめのスポット。
かわいらしい村のような建物が並び歩くだけでも楽しいですが、クリスマスシーズンは美しいイルミネーションで彩られますよ。
Merci(メルシー)
感度の高いパリジェンヌが集まるマレ地区にある人気のセレクトショップ・ Merci (メルシー)。
洋服や人気のトートバッグなどのファッションアイテムはもちろん、家具から雑貨・食器・美容小物などなんでも揃い、ブックカフェも併設。 入ってすぐの店内中央・吹き抜けのエリアは定期的にデコレーションが変わりますが、さらに華やかになるクリスマスシーズンも要チェックです。
パリのクリスマスマーケットを訪れる
パリにいるならぜひ訪れたい、クリスマスマーケット(フランス語では「マルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël)」)!
屋台がたくさん並び、クリスマスツリーに飾りたいデコレーションや可愛らしい手作りのクリスマス小物、おいしいフード&ドリンクなどを見つけることができます。
パリ中にたくさんのマーケットが現れますが、その中でも訪れやすいおすすめのクリスマスマーケットをご紹介します。
チュイルリー公園

パリの中心地、チュイルリー公園に毎年現れる大規模なクリスマスマーケット。
屋台だけではなく、スケートリンクや観覧車、移動式遊園地のようなアトラクションなどを楽しむことができ、地元パリジャン・パリジェンヌだけではなく観光客も訪れ多くの人で賑わいます。
エッフェル塔の近く

エッフェル塔のほど近く、ジャック・シラク通り(Quai Jacques Chirac)でもクリスマスマーケットが開催されます。訪れやすい立地なので、観光の途中に立ち寄っても。きらめくエッフェル塔を眺めながら、クリスマスのパリらしい体験をすることができるでしょう。
ラ・デファンス

パリ西部にあるラ・デファンスは、都市再開発地区であり、高層ビルが立ち並ぶエリア。
伝統的なヨーロッパらしい景色よりは現代的な雰囲気が強い場所ですが、約200ほどの店が出現する大規模なマーケットには大きいフードコートはもちろん、ヌガー・チョコレート・ジュエリー・織物などさまざまなアイテムが並び、目移りするほどです。
パリでクリスマス料理を味わう
パリジャン・パリジェンヌはクリスマスにどんな料理を食べるのでしょうか?
クリスマスの定番ディナーメニューから、パリに観光で来る方にも試しやすいクリスマスマーケットで見つかるクリスマスの食べ物&飲み物まで、パリのクリスマス料理を紹介します。

クリスマスの定番ディナーメニュー
フランス家庭のクリスマスの定番ディナーメニューは、牡蠣・オマール海老・エスカルゴにフォアグラ、七面鳥の丸焼き・チキンに栗のソテーを添えたものなどがあります。
ディナータイムはアペリティフ(前菜)から始まり、最後のデザートであるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」まで行きつく頃にはすっかり夜中になっている…というほど長く続きます。
クリスマスの定番デザートメニュー|ブッシュ・ド・ノエル

フランスのクリスマスケーキと言えば、「ブッシュ・ド・ノエル」。
日本でも認知度が高くなりつつある細長いケーキですが、これはフランス語で「クリスマスの薪」を意味し、薪がモチーフ。
中世に12月24日から1月1日まで連続で燃え続ける大きな薪を暖炉にくべて暖を取ったという習慣から来ていると言われています。
最近では、各パティスリーからセンスの光るブッシュ・ド・ノエルが発売され、中にはムースケーキやアイスケーキなどの変わり種も。 パリでお気に入りのブッシュ・ド・ノエルを見つけてみるのもいいですね。
クリスマスマーケットの定番フード①|プレッツェル

クリスマスマーケットの定番フードのひとつであり、ドイツで有名な「プレッツェル」は、ドイツとの国境に位置するフランス北部・アルザス地方でも有名。
ハートのような結び目のような独特の形をしたパンで、多くの場合粗塩がまぶされており、香ばしい焼き色と独特の風味を楽しめます。
クリスマスマーケットの定番フード②|タルト フランベ

「タルト フランベ」もプレッツェル同様アルザス料理のひとつ。
ピザのような薄い記事にチーズやクリームを塗り、玉ねぎやベーコンなどを載せて焼いたものです。
クリスマスマーケットの定番フード③|ラクレット

フランス人が大好きな冬の定番料理「ラクレット」。
チーズの断面を直火で熱して溶けた部分を削りながら、じゃがいもやソーセージ、好みの具材などに絡めて食べます。
日本でいう「冬の鍋」のように、家庭にもチーズを溶かすラクレット用の機械があることも多いです。
クリスマスマーケットでも頻繁に見かけるので、チーズ好きならぜひ試してみては。
クリスマスマーケットの定番ドリンク①|ショコラショー(ホットチョコレート)

パリの寒い冬に欠かせない「ショコラショー(ホットチョコレート)」。
パリのカフェでいただける定番の飲み物のひとつですが、クリスマスマーケットをまわりながら飲むショコラショーは格別。
クリスマスマーケットの定番ドリンク②|ヴァンショー(ホットワイン)

ヴァンショー(ホットワイン)は、ワインにシナモン、クローブ、ブラックペッパー、スターアニスなどのスパイスや、オレンジ・レモンなどのフルーツを入れ温めてつくります。
こちらもパリのカフェの多くで飲むことができますが、屋外のクリスマスマーケットで冷えた身体もこれを飲めば一気に温まりますよ。
パリのクリスマスイルミネーションを楽しむ

「光の都」とも呼ばれるパリのクリスマスは、街中にイルミネーションが現れ、まるで魔法にかかったようにきらめき、一際美しく輝きます。
その中でもおすすめのイルミネーションスポットをご紹介します。
シャンゼリゼ通り~モンテーニュ通り

世界的に有名なシャンゼリゼ通り。
毎年点灯式が行われ、クリスマスシーズンの始まりを告げます。
すぐそばにある、ハイブランドのショップが並ぶモンテーニュ通りもライトアップされるので、あわせて見てまわるのがおすすめです。
ヴァンドーム広場~サントノレ通り

ハイブランドのショップやココ・シャネルが長年住んだとして有名なラグジュアリーホテル「リッツ・パリ」が並ぶシックなヴァンドーム広場も、例年美しいクリスマスツリーやエレガントなイルミネーションでデコレーションされ、パリらしい圧巻の風景を楽しむことができます。
また、近くにあるサントノレ通りも、シャネルやクリスチャン・ディオールがショップの外観をまるごとデコレーションしたり、教会前に可愛らしい気球が出現したりとフォトスポットがたくさんあります。
自分へのご褒美やクリスマスギフトにおすすめ!
「q bag paris」(キューバッグ パリ)/「q paris(キューパリ)」の人気アイテム
「q bag paris(キューバッグ パリ)とは?
パリのデザインチームによるクリエイションから生まれたバッグブランドです。
パリジェンヌの上質でシンプル・そして自分らしさを大切にするライフスタイルを映し出すバッグをパリからご提案しています。
ウェットスーツと同じ素材「ネオプレーン」、パリの街からインスパイアされた網目状の超軽量素材「ネスト」、靴に使う素材から着想を得て開発した型崩れ知らずのニット素材「トリコット」など、こだわりの素材を使用して仕立てるアイテムは、どれも洗練された遊び心たっぷりなデザインながら機能性も抜群!
カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
通勤などのデイリーユースはもちろん、少し特別な週末でも、バカンス先でも、あらゆるシーンにそっと寄り添い、あなたの魅力を引き立てます。
「q paris(キューパリ)」とは?
「パリの彩りを日本へ」をテーマにしたジュエリーブランドです。
パリの文化・歴史・芸術にインスピレーションを受けて現地のアトリエでデザインしています。
現在はイヤーカフを中心にピアスも展開。
羽のような着け心地なのに落ちないよう設計し、仕上げは日本の職人が手仕事で行っています。
今回は、両ブランドの中からホリデーシーズンにぴったりのアイテムを厳選してご紹介します。
自分へのご褒美はもちろん、クリスマスギフトにもおすすめです。
flou(フルー)
ブランド初となる本革を用いたタイムレスなバッグです。
厚み・色合い・そしてシボ感の絶妙な組み合わせにこだわり厳選した薄くやわらかなカウレザーを使用しています。
フランス語で「輪郭のぼやけた」「曖昧なライン」を意味するその名のとおり、パリで数多くの芸術作品に触れたデザイナーが彫刻の造形からインスピレーションを受けて生み出された曲線美がポイント。
手にした瞬間から装いに品格が宿り、あなただけの輝きが引き立ちます。
定番の3色に加え、この時期だけのクリスマス限定カラーとして「Rouge(ルージュ)=赤」が登場します。
zip S/M/L(ジップ エス/エム/エル)
ブランド設立初期から人気のアイコニックアイテム「ネオプレーン」コレクション。
近年では、女優やインフルエンサーの方々にも愛用いただき、注目度はさらに高まっています。
ウェットスーツにも使われるネオプレーン素材は伸縮性・耐水性があるのはもちろん、肌触りが良く軽くて丈夫、シワがつきにくいなど使い勝手抜群。
中でも、2025年にLサイズが登場したトレンドカラー「サンドベージュ」は発売直後に完売するほどの人気を博し、現在はS/M/Lの3サイズで展開中です。
q paris(キューパリ)
juliette (ジュリエット)
パリ、オペラ座のロマンティックバレエからインスピレーションを得たアイテム。
付け方によってはリボンのようにも、ハートにも見えるようなデザインがポイント。
calme (カルム)
ダブルリングをイヤーカフにしたら…?という遊び心から生まれたアイテム。
オブジェのような、ぷっくりしたシェープを楽しんで。
パリでのクリスマスの過ごし方を知って、ホリデーシーズンを思い切り楽しもう

パリのクリスマスは、日本のクリスマスとはまた違った魅力にあふれており、この時期にしか楽しめない景色やイベントも盛りだくさん。
きらめくパリの街にマッチする華やかなq bag paris(キューバッグ パリ)のアイテムを持って、この時期ならではのパリの街を思い切り楽しんでくださいね。
※クリスマスマーケット・イルミネーションスポットなどの情報は、随時変更になる可能性がございます。
詳細は公式ホームページにてご確認ください。




