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フランスのクリスマスマーケットって?

11月ごろからフランス各地で少しずつオープンするクリスマスマーケット。
クリスマスムードを楽しみながらおいしいグルメや伝統工芸品、装飾品や可愛らしいおみやげなどを見つけられるとして、地元の人々だけではなく観光客にも人気があります。
今回は、中でもおすすめの5都市を紹介していきます。
フランスのクリスマスマーケット・おすすめの都市①パリ

世界的に有名なフランスの首都・パリ。フランス旅行に来たら、パリに立ち寄る人がほとんどではないでしょうか。
地元パリジャン・パリジェンヌに愛される定番のクリスマスマーケットから観光地・モダンな再開発地区の大規模なクリスマスマーケットまで、4つのスポットを紹介します。
チュイルリー公園
パリの中心地、チュイルリー公園に毎年現れる大規模なクリスマスマーケット。
屋台だけではなく、スケートリンクや観覧車、移動式遊園地のようなアトラクションなどを楽しむことができ、地元パリジャン・パリジェンヌだけではなく観光客も訪れ多くの人で賑わいます。
サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)
パリ6区にある歴史的でおしゃれな地区「サンジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)」。
かつては芸術家や哲学者、作家たちの集う知的な街として知られ、今もなおパリの文化や洗練を感じられるエリアです。
有名なサン・ジェルマン・デ・プレ教会の隣・サン ジェルマン大通りに現れるマーケットには職人の技が光るクラフト雑貨やアート作品が豊富に並び、目移りするほど。
買い物の後は、「カフェ・ド・フロール」「レ・ドウ・マゴ」などの老舗カフェでひと息つくのもおすすめです。
ノートルダム大聖堂(Notre-Dame de Paris)
ノートルダム大聖堂のすぐそば、セーヌ河畔の広場「Square René Viviani」で開かれるクリスマスマーケット。
開催期間中は、大聖堂をバックにマーケットが立ち並ぶ幻想的な光景が広がります。
モンマルトル・アベス広場(Pl. des Abbesses)
モンマルトルで最も写真映えするエリアのひとつ、アベス広場。
小規模ながら、地元の職人、デザイナー、クリエイターの作品もたくさんあり、開催期間中はいつもにぎわっています。
サクレクール寺院をはじめ観光スポットが盛りだくさんのにぎやかなエリアなので、クリスマスマーケットの前後に訪れてみるのもおすすめ。
アドレス:メトロ「Abbesses」駅すぐ
エッフェル塔の近く
エッフェル塔のほど近く、ジャック・シラク通り(Quai Jacques Chirac)でもクリスマスマーケットが開催されます。
訪れやすい立地なので、観光の途中に立ち寄っても。
きらめくエッフェル塔を眺めながら、クリスマスのパリらしい体験をすることができるでしょう。
ラ・デファンス(La Defense)
パリ西部にあるラ・デファンスは、都市再開発地区であり、高層ビルが立ち並ぶエリア。
伝統的なヨーロッパらしい景色よりは現代的な雰囲気が強い場所ですが、約200ほどの店が出現する大規模なマーケットには大きいフードコートはもちろん、ヌガー・チョコレート・ジュエリー・織物などさまざまなアイテムが並び、目移りするほどです。
フランスのクリスマスマーケット・おすすめの都市②ストラスブール
「クリスマスの首都」とよばれるフランス東部・アルザス地方、ドイツに国境を接するストラスブールでは、なんと1570年から続く、フランス最古のクリスマスマーケットを楽しむことができます。 クリスマス期間中は、街中にクリスマスマーケットが現れ、多くの観光客でにぎわいます。 また、街の中心地・クレベール広場に設置される巨大なモミの木は市民の誇りです。 街中がきらめき、まるで魔法にかけられたようなこの季節のストラスブールは、一生に一度は訪れたい美しさです。
フランスのクリスマスマーケット・おすすめの都市③コルマール
日本ではアニメ映画『ハウルの動く城』の舞台として知られるコルマール。
ストラスブールからも近く、おとぎ話の舞台のようなメルヘンな街並みはまるで物語の中へ迷い込んだかのような感覚にさせてくれます。
クリスマスマーケットの開催期間中は、この街が全体が華やかなイルミネーションで彩られ、より一層輝きを増します。
- ドミニカ広場(Place des Dominicains)
- ジャンヌダルク広場(Place Jeanne d’Arc)
- アンシエンヌ・ドゥアーヌ広場(Place de l’Ancienne Douane)
- 小さなヴェネチア(Petite Venise)
フランスのクリスマスマーケット・おすすめの都市④ランス
シャンパンの本場として知られる、シャンパーニュ地方の都市・ランス。
ヴーヴ・クリコやルイナール、テタンジェなど、さまざまなセラーがあり、シャンパン愛好家にとってはまるで天国のような場所です。
また、1000年以上にわたり歴代のフランス王の戴冠式が執り行われた歴史的に重要な街でもあります。
戴冠式の場となったノートルダム大聖堂を中心にたくさんのスタンドが軒を連ね、シャンパンも味わうことができます。
また、伝統菓子であるピンク色をしたビスケット「ビスキュイ・ローズ」も観光客から大人気。
クリスマスマーケットを楽しみながら、歴史に思いを馳せ、シャンパンで乾杯してみては?
フランスのクリスマスマーケット・おすすめの都市⑤メス
かつてはドイツ領だったフランス・ロレーヌ地方のメス。ドイツ領時代の面影がどこか残るこの街も、ホリデーシーズンにはクリスマスムード一色に。
メスは、フランスのベスト・クリスマス・マーケット評価で常に上位を獲得しています。
街の中心地・レピュブリック広場にある大きなクリスマスツリーや、クリスマスピラミッドのほか、 81メートルの高さからメスの街を望めるパノラマタワー、観覧車なども楽しめます。
子どもたちはサンタクロースにお手紙を届けることもできますよ。
フランスのクリスマスマーケットのグルメ

フランスのクリスマスマーケットではどんなグルメがいただけるのでしょうか?
クリスマスマーケットで見つかるクリスマスの食べ物&飲み物を紹介します。
クリスマスマーケットの定番フード①|プレッツェル
クリスマスマーケットの定番フードのひとつであり、ドイツで有名な「プレッツェル」は、ドイツとの国境に位置するフランス北部・アルザス地方でも有名。
ハートのような結び目のような独特の形をしたパンで、多くの場合粗塩がまぶされており、香ばしい焼き色と独特の風味を楽しめます。
クリスマスマーケットの定番フード②|タルト フランベ
「タルト フランベ」もプレッツェル同様アルザス料理のひとつ。
ピザのような薄い記事にチーズやクリームを塗り、玉ねぎやベーコンなどを載せて焼いたものです。
クリスマスマーケットの定番フード③|ラクレット
フランス人が大好きな冬の定番料理「ラクレット」。
チーズの断面を直火で熱して溶けた部分を削りながら、じゃがいもやソーセージ、好みの具材などに絡めて食べます。
日本でいう「冬の鍋」のように、家庭にもチーズを溶かすラクレット用の機械があることも多いです。
クリスマスマーケットでも頻繁に見かけるので、チーズ好きならぜひ試してみては。
クリスマスマーケットの定番フード④|チュロス
揚げたてのサクサクとした食感と、まぶされたシナモンの風味・砂糖の甘みが絶妙で、子どもから大人まで幅広く人気のチュロス。
ホットチョコレートと組み合わせるケースが多く、寒い冬にぴったり。クリスマスマーケットを散策しながら楽しめます。
クリスマスマーケットの定番ドリンク①|ショコラショー(ホットチョコレート)
パリの寒い冬に欠かせない「ショコラショー(ホットチョコレート)」。
パリのカフェでいただける定番の飲み物のひとつですが、クリスマスマーケットをまわりながら飲むショコラショーは格別。
クリスマスマーケットの定番ドリンク②|ヴァンショー(ホットワイン)
ヴァンショー(ホットワイン)は、ワインにシナモン、クローブ、ブラックペッパー、スターアニスなどのスパイスや、オレンジ・レモンなどのフルーツを入れ温めてつくります。
こちらもパリのカフェの多くで飲むことができますが、屋外のクリスマスマーケットで冷えた身体もこれを飲めば一気に温まりますよ。
フランスのクリスマスマーケットQ&A|よくある質問
クリスマスマーケットに行くにあたって、よく聞く疑問をまとめました。
時期や気候、支払いやトイレ事情など、しっかりとチェックしておきましょう。
クリスマスマーケットの開催時期と気候は?
ほとんどのクリスマスマーケットは、毎年11月末から12月いっぱいごろまで開催されます。
パリはもちろん、ストラスブールやコルマールの寒さはさらに厳しく、気温がマイナスとなり、雪も降ることがあります。
防寒対策をしっかりし、路面が凍結し滑りやすくなるため滑り止めのある歩きやすい靴を履いていくのがベスト。
ホッカイロは現地ではほぼ見つからないため、日本から持っていくといいでしょう。
クリスマスマーケットでの支払いは?
クリスマスマーケットではクレジットカードが使えないか、「10ユーロ以上の購入から」などと制限がある場合も多いので、現金を用意していくと安心。
スリ被害などに合わないよう、大金を持ち歩くのは避け、チャック付きのショルダーバッグの上からコートを羽織ってボタンを留めてしまうといいでしょう。
クリスマスマーケットにはトイレはある?
クリスマスマーケットに限らず、まず、フランスにはコンビニがなく、小さな駅にもトイレはありません。
大きな駅やデパート・ショッピングモールにはトイレがありますが、基本的に有料かつ現金支払いのみの場合もあります。
小銭を持ち歩き、トイレに行きたくなったら近くの飲食店に入り何かを注文してトイレを借りるのがおすすめ。
自分へのご褒美やクリスマスギフトにおすすめ!
「q bag paris」(キューバッグ パリ)/「q paris(キューパリ)」の人気アイテム
「q bag paris(キューバッグ パリ)とは?
パリのデザインチームによるクリエイションから生まれたバッグブランドです。
パリジェンヌの上質でシンプル・そして自分らしさを大切にするライフスタイルを映し出すバッグをパリからご提案しています。
ウェットスーツと同じ素材「ネオプレーン」、パリの街からインスパイアされた網目状の超軽量素材「ネスト」、靴に使う素材から着想を得て開発した型崩れ知らずのニット素材「トリコット」など、こだわりの素材を使用して仕立てるアイテムは、どれも洗練された遊び心たっぷりなデザインながら機能性も抜群!
カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
通勤などのデイリーユースはもちろん、少し特別な週末でも、バカンス先でも、あらゆるシーンにそっと寄り添い、あなたの魅力を引き立てます。
「q paris(キューパリ)」とは?
「パリの彩りを日本へ」をテーマにしたジュエリーブランドです。
パリの文化・歴史・芸術にインスピレーションを受けて現地のアトリエでデザインしています。
現在はイヤーカフを中心にピアスも展開。
羽のような着け心地なのに落ちないよう設計し、仕上げは日本の職人が手仕事で行っています。
今回は、両ブランドの中からホリデーシーズンにぴったりのアイテムを厳選してご紹介します。
自分へのご褒美はもちろん、クリスマスギフトにもおすすめです。
flou(フルー)
ブランド初となる本革を用いたタイムレスなバッグです。
厚み・色合い・そしてシボ感の絶妙な組み合わせにこだわり厳選した薄くやわらかなカウレザーを使用しています。
フランス語で「輪郭のぼやけた」「曖昧なライン」を意味するその名のとおり、パリで数多くの芸術作品に触れたデザイナーが彫刻の造形からインスピレーションを受けて生み出された曲線美がポイント。
手にした瞬間から装いに品格が宿り、あなただけの輝きが引き立ちます。
定番の3色に加え、この時期だけのクリスマス限定カラーとして「Rouge(ルージュ)=赤」が登場します。
zip S/M/L(ジップ エス/エム/エル)
ブランド設立初期から人気のアイコニックアイテム「ネオプレーン」コレクション。
近年では、女優やインフルエンサーの方々にも愛用いただき、注目度はさらに高まっています。
ウェットスーツにも使われるネオプレーン素材は伸縮性・耐水性があるのはもちろん、肌触りが良く軽くて丈夫、シワがつきにくいなど使い勝手抜群。
中でも、2025年にLサイズが登場したトレンドカラー「サンドベージュ」は発売直後に完売するほどの人気を博し、現在はS/M/Lの3サイズで展開中です。
q paris(キューパリ)
juliette (ジュリエット)
パリ、オペラ座のロマンティックバレエからインスピレーションを得たアイテム。
付け方によってはリボンのようにも、ハートにも見えるようなデザインがポイント。
calme (カルム)
ダブルリングをイヤーカフにしたら…?という遊び心から生まれたアイテム。
オブジェのような、ぷっくりしたシェープを楽しんで。
フランスのクリスマスマーケットを思い切り楽しもう

この時期にしか楽しめないフランスのクリスマスマーケット。
お店を見て回るだけでもワクワクする特別な雰囲気にあふれています。
きらめくフランスの街にマッチする華やかなq bag paris(キューバッグ パリ)のアイテムを持って、忘れられないひと時を過ごしに出かけませんか。




