自由に羽ばたく鳥をモチーフに。
ブランドに込めた想いをロゴに反映
「q bag paris」は、2017年8月、ファッションとアートの中心地・パリのマレ地区で誕生しました。
ブランド名である「q bag paris」の「Q」はフランス語で「品質」や「才能」を意味する「qualité (カリテ)」から取っており、毎日気軽に使っていただけるような「軽くて・洗えて・大容量」かつ洗練されたデザインの高品質なバッグにこだわりたいと名付けたもの。
ブランドの理念や世界観をひと目で伝える力がある、ブランドの顔ともいえる「ロゴ」にも、ブランド名に込めた想いをのせて、お客様に届けたいと考えました。
作成にあたっては、まず「ブランドとして世の中に何を伝えたいのか?」をひとつずつ整理しました。
①フランス発のブランドであるということ
- フランスの国旗のカラーである青・白・赤
- フランスの国鳥である鶏
②お客様の毎日に寄り添うデザインを大切にしていること
- 多くの人々にとってわかりやすいユニバーサルデザイン
- 「q bag paris」の「Q」を前面に押し出したわかりやすいアルファベットのデザイン
- 親しみのある動物のモチーフ
など、パターンをいくつも検討しました。
③ミニマルでユニセックスなスタイルを提案していること
可愛らしくなりすぎないよう、余計なものをそぎ落としたミニマルなデザインを意識しました。
これらをベースに何十回もデザイン案を修正しながら「q bag paris」らしさを追求し、カラーはフランス国旗と同じものに決定。
フランスらしさがダイレクトに伝わりやすいのはもちろんですが、国旗に使われている青・白・赤ににはそれぞれ「自由・平等・博愛」という意味があり、q bag parisがアイテムをつくるときに大切にしている「誰もが自由にファッションを楽しめる、お客様の毎日に寄り添うデザインであること」にも通じるものがあるとも考えました。
また、ロゴ全体の印象を大きく左右するモチーフは、フランス人にとってはもちろん、日本人にも身近な動物である鳥を採用。
鳥が軽やかに大空へはばたく様子を描くことで、ブランドの飛躍、そしてアイテムを手にとってくださるすべての方がいきいきと毎日を過ごし、望む未来を軽やかに切り拓いていけるように…との想いを込めて決めました。
完成したブランド ロゴ
ちなみに、ブランドがアトリエを構えるマレ地区には、自身の作品に頻繁に鳥を登場させた芸術家、パブロ・ピカソの「ピカソ美術館」があり、作品の自由な表現や遊び心にも影響を受けています。
ピカソからインスピレーションを得たデザイン
なお、その後立ち上げた姉妹ブランドでジュエリーを扱う「q paris(キューパリ)」は、q bag parisのロゴをベースにシックな印象のブラックでまとめています。
時を経ても変わらない理念を軸に、さらなる飛躍を目指して
ブランド設立から現在に至るまで、時を重ねながらアイテムのラインナップもずいぶん増え、いまでは多くのお客様に愛していただけるようになりましたが、ロゴを作成した当時の気持ちは変わらず私たちの原点です。
今後どれだけ流行が移ろっても、ブランドの理念を反映したロゴは変わることなくブランドの想いをのせ、お客様のもとへ羽ばたきます。
q bagを通じて、パリの・そしてフランスの豊かな彩りを日本のお客様へお届けできるように。
アイテムを手に取るたび・ロゴを見るたびに心が弾み、前に進む勇気がわく…そんな存在になれるように。
そんな想いを胸に、これからもさらに飛躍し、皆様にワクワクをお届けしていきます。
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q bag paris ブランドストーリー